食堂のおはなし。

戦後まもなく建てられた電機部品工場。かつては寡婦対策として女性を優先的に雇用していました。そんな、地域とたくさんの人々の生活を支えてきた工場もいつしか閉鎖され長い年月の間眠っていました。
たくさんの人に愛されてきた場所をもう一度たくさんの人に愛してもらうために、皆で集まって作ったお店。それが「今古今」と「日日食堂」なのです。

暮らすようにはたらくこと

お出汁をひく、野菜を刻む、魚を捌く、食材に火を通す、土鍋でごはんを炊く。
目の前にある素材の美味しさを引き出すために、食堂ではいつも真剣に料理と向き合っています。

料理にあううつわもみんなでじっくりと検討し食堂の雰囲気とお料理にあったものを選びます。
戦前の益子焼に、沖縄のやちむん、薪窯で焼かれた焼き〆のうつわに、漆の汁碗、選ぶキーワードはお客さんにとって心地のよいものです。

うつわや道具ひとつひとつを大切に、その扱い方もみんなで覚えていきます。
美味しい食材と出会うために、時にはみんなで生産者に会いに行ったり、みんなでその料理に合うものを探しに出かけたりもします。

気がつくと料理に没頭していて、それが毎日の暮らしに生き生きと結びついている。
毎日いる仕事場はお家にいるようにくつろげて、尚かつ全力で仕事に向き合える場所でありたい。
そのためにはお家でお料理をするように、調味料も調理器具もうつわもすべて納得のいくものを揃えて準備万端心よりのおもてなしを行うのです。

毎日成長できる場所であり、はたらくことが成長につながり楽しみにもなる。
そんな食堂を目指して、楽しく真剣に「食」と「暮らし」に向き合っています。

食堂が目指すこと

日日食堂では、とても丁寧に時間をかけて料理を仕込みます。
ゆっくりと手間と時間をかけてお料理すれば、その分だけ優しい滋味深い味のお料理が出来上がります。
丁寧につくられたお料理って、食事を終えた後になんだかほっとするような満足な気持ちになります。

日日食堂は、お客さんにその手間と時間を提供したいと考えています。

日々の忙しさのなかで、毎日お料理に時間をかけるのは本当に難しいことだとおもいます。
そんな時には無理せずに「たまには外で簡単に済ませようかな」と考えて「ほっと一息」ついてもらいたいのです。

そして、いつか「外で簡単に済ませよう」から「あの食堂のお料理を食べて幸せになろう」とおもっていただけるような食堂になれたら、どんなに素晴らしいでしょうね。

日日食堂のスタッフ一同、皆さまには「いつもお疲れさまです。」という気持ちをこめて、お待ちしています。